あなたは心のギフトをどのように活かしていますか?
いよいよ新年度がスタートしました。
僕の心理相談室は複数の法人と年間契約をしています。
基本的にほとんどの法人と4月スタートでの1年契約になるので、
僕の中でも4月はスタートの時期であり、新たな出会いの時期という感じです。
ところで先日、
当スクールの NLPファミリーセラピーコース修了生を対象とした
アフター(フォロー)スクールを開講しました。
鹿児島県のみならず、福岡県や熊本県からもご参加いただきました。
修了生向けのアフター(フォロー)スクールですので、通常授業とは異なり、何かテーマを決めた講義をするというものではありません。
たとえば…
僕がスーパーヴァイザーとなって、
修了生(スーパーヴァイジー)自身が
これまで経験してきたカウンセリングセッションケースに対し、助言や検討をしていくスーパーヴィジョンであったり…
修了生自身のカウンセリングセッションを
実際に僕の目の前で実践いただき、全てを踏まえた上で、
僕が検討していくというライブ・スーパーヴィジョンであったり…
あるいは…
カウンセリングという枠組みを超えて
修了生自身が関わってきた(関わっている)あらゆる事例(人間関係)に
対するケーススタディ(事例検討)であったり…
または…
リクエストがあれば僕自身がカウンセラーとなって
修了生に対し、カウンセリングセッションを行ったり…等など
基本的には参加される修了生の皆さんの
個々のリクエストに基づきながら
心の学びの場を創り上げていこうというのがアフタースクールの目的です。
加えて…
参加者は何らかの心のギフトを持ち帰ることが可能な場でもあります。
あなたは心のギフトをどのように活かしていますか?
僕自身もかつて心理カウンセラーとして駆け出しだった頃、スーパーヴァイザーが主催するアフタースクール(事例検討会)に参加し、積極的にスーパーヴィジョンを受けたり
参加者の前でカウンセリングセッションをしたりすることでスーパーヴァイザーからたくさんのフィードバックと言う、大切な心のギフトをもらっていました。
そして…それらのギフトは僕に対し
次第にプロとしてやっていけるだけの力を与えてくれました。
どんな世界でもそうだと思いますが…
何かの資格を取得するコース。そのゴールは資格取得。
資格取得
= その世界でやっていこうというスタート地点。
自動車の免許でもそうですが、
免許は取得したけど車を運転しないで時間だけが過ぎていくと…
いつの間にかペーパードライバーのまま…
僕のアフタースクールは
心理カウンセラーとしてクライエントさんと向き合うための姿勢や
心理カウンセリングという心理的援助を行う上での
見立てや手立て(スキル)を磨いていく場。
参加する皆さんが
クライエントさんと実際に向き合ってみて
こんな風に援助したけど…それで良かったのかなぁ
がんちゃん先生だったら、どんな風に向き合うのかなぁ…
といった修了生ならではの問題解決していく場でもあります。
もちろんすべての修了生が心理カウンセラーとして
実際にクライエントさんと向き合っている…とは限りません。
しかしながらアフタースクールに参加することによって
必ず何らかの心に響くメッセージをギフトとして持ち帰ることが可能です。
ただし…
そのギフトをどのように未来の自分に活かしていくのかは
その人次第の様な気がします。
あなたは心のギフトをどのように活かしていますか?