すべてのお母さんに質問です。
一度でも、なんで産んだんだろうって思ったことはありますか?
もしYESの場合
そして…今のあなたはそのことについてどんな風に感じていますか?
春たけなわ 花の香りあふれる季節…
先日2017年4月16日は…
NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー
(公認家族心理カウンセラー)養成コースの修了の日となりました。
2016年11月からスタートしたこの養成コース。
特徴としては…受講生が希望すれば、基本的に
いつでも僕によるNLPファミリーセラピーによるカウンセリングを受けていただける。
受講メンバーの11名全員が女性で、しかも…全員が対人援助職経験者。
療育園担任、幼稚園教諭、小学校教諭、保育士、看護師、保健師、助産師、病院心理士…
鹿児島県以外からも高知県や福岡県、熊本県からもご参加いただきました。
この半年間の講義の中で
メンバー全員が少なくとも一回以上は、僕の心理カウンセリングを受けてくれました。
もちろん…ご自身の判断で。「受けたい」という本人のタイミングで。
この半年の中で、2名のメンバーは仕事を辞め、気持ちが軽やかになっている様子。
1名のメンバーは「苗字」を変え、新しい人生のスタートを歩み始めた様子。
あるメンバーは亡くなった家族への罪悪感を…少し手放せた様子。
あるメンバーは子どもの頃から抱えていた家族からの心理的負担から…少し解放された様子。
それぞれがそれぞれに…半年前よりも小さないい変化を感じている様です。
すべてのお母さんに質問です。
一度でも、なんで産んだんだろうって思ったことはありますか?
もしYESの場合
そして…今のあなたはそのことについてどんな風に感じていますか?
ここにメンバーの一人、エリリンさんへの修了式でのインタビューをご紹介!
プラクティショナーコースに引き続いてマスターコースにご参加されて…そして今、修了してみて、エリリンが一番変わったことって何ですか?」
この一年で一番変わったことは…気が抜けました、いい意味で。
「コースに参加する前はどうでした? 気が張っていた?」
そうですね、おそらく…多分。
子育てのイライラとか、できない感じとか、苛立ってました、すごく。
「前のエリリンと、今のエリリンとでは何がどんな風に違うんですか?」
前と違うのは…前はひたすらイライラしてたんですよね、子どもに対して。
(涙)ひたすらイライラしてたんですけど、イライラしてた子どもに「私」を見てて、
イライラしてたんだなぁって、思ったかなぁ。
なんでこんなにイライラするのか分からなくて…ホント。
何で子ども産んだんだろうとか…思ったりしたけど、
子どもが…私をイライラさせるようなことをしてきた時に、
ホントは私があの時こうして欲しかったんだなぁとか、
それを出来なかった悔しさを自分の子どもはズルいなぁとか…それに気づいた。
それを(コースに参加する)一年前は知らなかった。それが一番大きいかな(涙)
「大きいね。そっか…」
今も(子どもたちには)イライラしますけど(笑)…、
あの時の私もこんな気持ちだったよねぇって。
余裕がちょっとあったら、あの時の私だったらこんな言葉を掛けて欲しかったなぁとか、
あの時に抱っこして欲しかったなぁとか…考えて、
その時に出来る事があるのは大きく違う、自分の中で。
ホント(育児は)義務だったんですよね。子どもは…生き物としては可愛いいし愛情はある。
だけど、ホント面倒くさい生き物…だったのが、
こっち(私)から歩み寄ると向こう(子ども)も素直になったりとか、
可愛いところがまた見えたりとかして、前よりは育児が楽になった。可愛いと思える時が増えた。
「いいね♪ それは…エリリンにとっては良かったこと?」
うん。苦しいだけじゃなくなった。
「それは…お母さんが苦しくなくなってきたことを、子どもたちは何となく分かってる感じなのかな? 前は(育児が)義務だった訳じゃない。」
前よりも…(子どもたちは)ダラダラするようになりました、私の前で(笑)。
ホント言うこときかなくても、それはそれでイライラするんですけど(笑)…、
要求が「抱っこして」とか「やって」とか、その辺でゴロゴロゴロゴロとかが、自由になった気がします。
「さっき…ここに来て一番変わったこととして、気が抜けたって言ってたよね。子どもたちも…ちょっと気が抜けたのかもね、ママの気が抜けてるから。」
そうかも…。そうかも…(涙)
「その涙は…(エリリンに)何を教えてくれているの?」
この涙は…頑張ったなぁ、私って…。
「(拍手:パチパチパチ)…じゃあ、ちょっと嬉しい涙?」
うん。そうです。可愛がりたいけど、可愛がりたくなかったんです。
(子どもは)ズルいから…。子どもばっかり…私にはない自由と、気楽さと、
ご飯食べないって言っても…外に締め出されることもないし…、
あれ欲しいとか…思ったことを言える奔放な感じとか、
なんか…私にはないものをそのまま持っているのが、ホントに羨ましかったから(涙)、
自分の子どもなのに…ちょっと憎らしいところもあったけど、
でも…そんな風に育ってくれて、良かったなぁって…。
葛藤があったけど、頑張ってるなぁって、もう自分にも言える。
「素晴らしい。自分のココロのグラスがちょっとずつ満たされ始めているね♪」
そうですね。あと…(地元から鹿児島に学びに行くことで)
一カ月に一度(育児から)離れられたのは、すごく良かった。
全然、自分独りの時間がなかったので…。
(子どもを)預けて独りで出掛けるとか、外食もしなかったし、なんか無かったんですよね、
そこが…。私のキャパの中に…。
(保健師として)他のお母さんたちには「そういうことを皆しているよ」って言うけど、
自分の中では…それは無かったんです。
「(そうすることは…)罰のルール?」
そうそう。(保健師として)人には言うけど…。だから余計に自分の首を絞めてたんですけど…、
それが月一回でも(子どもたちと)離れて、一回リセットして…自分に戻る…時間が持てた。
とても…ありがたかったです。
「良かったね。素晴らしい。よく頑張りました♪」
頑張りました(笑)
エリリンさん、はじめマスターコース参加メンバー全員に
さくらの花吹く風と共にココロ笑顔でカラダ健やかな素晴らしい日々を♪
すべてのお母さんに質問です。
一度でも、なんで産んだんだろうって思ったことはありますか?
もしYESの場合
そして…今のあなたはそのことについてどんな風に感じていますか?