ことばの発達の遅れのある子どもや
コミュニケーション障害のある子どもたちへの
コミュニケーショントレーニングができる専門家ってご存知ですか?
そして…あなたは言語聴覚士(通称ST)をご存知ですか?
3月26日(金)は「言語聴覚士」国家試験の合格発表日でした。
桜咲いた皆さま、本当におめでとうございました。
今回はまだ つぼみだった皆さまも、来年の挑戦を応援しております。
挑戦した人だけが見えてくる未来がある!
そして…さる3月17日(水)は、鹿児島市内で18名の
新たなる全米NLP協会(ABNLP)公認NLPプラクティショナーが誕生‼
今回、僕が講師を務めるNLPプラクティショナー養成トレーニングにご参加いただいたのは
学校法人原田学園 鹿児島医療技術専門学校 言語聴覚療法学科の皆さま。
言語聴覚療法学科3年生(19期生)17名と教員1名の計18名。
前半は…昨年12月3日(木)から初回講義がスタートし
2月4日(木)まで週一回ペースでプラクティショナーコース全体の6割を受講。
そして後半は…
3月10日(水)~12日(金)+16日(火)~17日(水)まで
春季集中トレーニング講義として全体の4割を受講いただきました。
今回受講いただいた言語聴覚療法学科の17名の学生さんたちは
5月から病院臨床実習が始まり、2022年の言語聴覚士国家試験合格を目指しています。
「言語聴覚士」は英語表記すると
「Speech-Language-Hearing Therapist」であり、通称「ST」と呼ばれています。
ところで…知的能力には問題がないのに
文字を読むのに不的確だったり、内容の理解が難しかったり…
感想文など文章構成が困難だったり…
算数的なルールや公式など上手く適用できなかったり…
そんなハンディキャップを抱えた子どもたちは
「SLD(限局性学習症)」または「LD(学習障害)」と呼ばれたりします。
小児科医で医学博士の榊原洋一氏はNHKの番組の中で
学習障害児には家庭や社会での適切なサポートの必要性を訴えており
特に専門家として小児神経科医および言語聴覚士に相談することを薦めていました。
鹿児島市内の場合、
言語聴覚士主体の子どもの療育を目的とした施設が存在する。
ご興味ある方は「原田学園 ことばの支援センター」に問い合わせてみるといいかな。
今回の春季集中NLPプラクティショナー・トレーニングでは…
特に「ことば」の遣い方一つで相手の受け止め方がいかようにも異なることを強調。
僕らの様な対人援助職にとって
コミュニケーションは相手がどう受け止めたか
これが全ての基本だと考えています。
そして…
言語リハビリテーションの高度な専門家(ST)を目指す彼らに対し
目の前のクライエントを信じること、そして、クライエントに対しあきらめいないことや
問題追求よりも問題の中の例外(解決)に焦点を当てた 解決志向なNLP をお伝えした。
ここにコース修了生の声として 一部 ご感想を紹介します。
コミュニケーションは本当に 思いやりだな…と感じました。
先生のクライエントさんへの質問や受け答えの全てに配慮があって
クライエントさんを傷つけないために
そんな言い回しや間の取り方があるんだなと とても勉強になりました。
すぐに実践できることもあれば、
一日二日で習得するのはなかなか難しいと…思ったこともありました。
それでも…時間をかけて習得していきたいと思っています。
資料(テキスト)はどの職種の方でも宝物になるんじゃなかと…
大事にして、何回も読み返して、自分のものにしてきたいと思いました。«宮路 涼真さん≫
今回のこのトレーニングを受け、2つ印象に残っていることがあります。
1つ目は、目の動きで 過去や未来などを思っていることが分かることが印象的でした。
確かに、嘘をついている人は 目がキョロキョロしているのを想像するけど、
目の位置で その嘘がどのようなことなのか、また、この人どんな声だったのか思い出す際、
上を向いたまま思い出すのは 少し難しい…と実際に体験して感じました。
これからの臨床現場、普段の生活でも使えるな…と思ったので しっかり頭に入れておきたいです。
2つ目は、椅子を使用し その人の気持になって考えてみることです。
座っている椅子の向かい側に、椅子をもう一つ置き、その椅子に座ることによって
その人になった気持ちになり 相手の立場で自分を見ることができ、なぜか不思議な気持ちになりました。
相手に少し苦手意識だったり、喧嘩をしてしまった場合、一度頭を切り替え、
その人になって考えてみると 見えていた風景が変わって見えるのかな…と思いました。
とてもいい経験、講義を受けることができて 嬉しく思いました。≪新澤 さつきさん≫
NLPプラクティショナー講座を受けるにつれて
話すことに苦手意識がありましたが、受講前と現在を比べてみると
少し自信がついたような気がしています。
話すこと自体に大きな壁があるような気がしていましたが
「コミュニケーションはスキル」と言うフレーズや
「コミュニケーションは相手がどう受け止めるか」の基本をしっかりと心がけていると
そんなに考えすぎなくても良いかもしれないな…と思えるようになりました。
普段 中々 自分から話しかけることができないので
受講中にペアになった友だちと
日常生活では知ることのできない内面的な考え方にも注目できて
クラスメイトのことを少しでも知るキッカケになったことも私の中では大きな出来事でした。
柔らかい言葉の使い方、声のトーンなどを模索したり
どうすれば読み合わせを上手くできるか考えたりして
普段 意識しないようなことも考えて 頭が整理できなくもなりましたが
考えた分だけ少しでも成長できていたら良いなと思っています。
言葉の言い回しや、今回学んだことを
実習、そして将来につなげていけるように
テキストを見返したりして 自分でも深めていきたいです。≪723»
NLP講座を通して、コミュニケーションをとる時に大切なことや
言葉づかいなど、多くのことを学ぶことができました。
今後、実習があったり、将来は対人援助職についたりする際
自分がどう伝えたか、何を伝えたかだけでなく
“相手がどう受け取ったか”ということも意識して
コミュニケーションをとっていきたいと思います。
また、今回の講座を通して
自分自身の考え方が少し変わったように感じます。
今まではマイナスに考えがちだったことも
見方や考え方を変えるということが
以前と比べるとできるようになったので
とても良い経験をさせていただいたと感じています。
今回学んだ多くのことを
今後の生活や働く際に活かしてきたいと思います。≪屋地 詩織さん≫
私は人とのコミュニケーションがあまり上手ではありません。
ただ、コミュニケーション自体は とても好きなので
今回のNLPの講座を通して
「コミュニケーションは好きだけど、それを胸を張って言えない…」
という自分と決別する とても良いきっかけになったと感じています。
早速、アルバイト等で教わったことを活用し
自分のコミュニケーションの仕方に自信がつきました。
これからも岩元先生の会話術を目標に
より学びを深めていきたいと思います。≪りんさん≫
実習の際に、自分のコミュニケーション技術の低さを感じ
コミュニケーション自体に苦手意識がありました。ですが…
「コミュニケーションはスキル」という言葉をおっしゃっていた通り
講義を受けていく中で、その言葉の意味が分かるくらい
実際に使えるスキルを教えていただきました。
今回受講できたことは、自分にとってとても勉強になりました。
臨床でも使っていこうと思います。
自分の本当に伝えたいことが
相手にしっかり伝わるコミュニケーションをしていこうと思います。«秋丸 万綾さん≫
学校法人原田学園 鹿児島医療技術専門学校 言語聴覚療法学科の皆さま
そして今回のNLPトレーニング実施を支えてくださった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。
ことばの発達の遅れのある子どもや
コミュニケーション障害のある子どもたちへの
コミュニケーショントレーニングができる専門家ってご存知ですか?
そして…あなたは言語聴覚士(通称ST)をご存知ですか?